レジ袋の有料化は本当にエコなのか？

・レジ袋有料化。
・レジ袋業界への逆風。
・なぜレジ袋は有料化になったのか？
・すべてのレジ袋が有料なのか？
・レジ袋有料化のメリットとデメリット。
・その後レジ袋の使用量はどうなったのか？
・オリジナルポリ袋・オリジナルレジ袋の印刷、作成。


===レジ袋有料化===

この業界にとっはすごい逆風がやってきました。
あの日を境に・・・
えっ、いつから何があったの？

2020年7月1日の日からです。
プラスチック製買物袋有料化（レジ袋有料化）がスタートしました。

あの日以来すべの流れが変わりました。
皆さんのライフスタイルが変わりましたよね。
エコバックなど持ち歩くようになったと思います。
「レジ袋ご利用になりますか。」って聞かれると
「いらないです。」っていってませんか。

今までは、買い物に行くと商品をレジ袋に入れてもらえるのが当たり前の世の中でしたよね。

しかし、あの日を境にレジ袋は全国的に有料化が義務付けられ、一枚につき約2円～5円のコストがかかるよう
になりました。
たかが数円じゃないかと思われますが、今までずっと無料だったものが有料になることってなんだか損をした
気持ちになってしまうものなんですよね。

たった数円だけですが、私たち消費者はなんとなく抵抗を感じてしまうのです。ただ単に金額の大小ではなく
今まで無料だったものが有料になりそれにお金を払う必要があるのかって考えてしまいます。

今思うと「本当にありがたかったんだな」って思います。
裏を返せば誰かがその分を負担していたんですね、そうお店側が負担していたんです。

そうすることで、利用を控えるようになる人たちが増え、環境問題に関心を持つようになることで、問題解決に
向けた対策の一つとして実施されました。


===袋業界への逆風===

2020年7月1日を境に風向きががらりと変わりました。
レジ袋有料化により、レジ袋の消費量がガタンと音を立てて崩れるかのように減少しました。
そうすることで紙袋の需要が少しばかし増えるのではと思っていました。

しかし、そんなに上手くいくことはなかったのです。
それと同じようにして紙袋も有料にするお店も多くなり、業界全体の消費量も減少傾向になっていき全体での消費
量も小さくなってしまいました。

私たち紙袋市場をご利用して頂いているお客様も紙袋、ポリ袋、レジ袋などの使用量が大幅に縮小したことにより
私たちへの発注サイクルも大幅に伸びることになりました。





＝＝＝なぜレジ袋は有料化になったのか＝＝＝

このレジ袋有料化には環境問題が大きく関わっています。
実は、日本では年間約300億枚のレジ袋が消費されていると試算されていました。そうすると
おおよそ国民一人当たり年間300枚弱が使われていたことになります。
有料化にすることにより、消費と廃棄の抑制につながることでしょう。

それは海洋プラスチック問題や地球温暖化問題の解決に向けた一つの方向性を示すことだと考えられ
ていて、レジ袋の材料であるプラスチックが、環境悪化の原因の一つになっているからです。

特に問題視されている海洋プラスチックは、海洋汚染を引き起こし海にいる生物などの生態系を
破壊すると言われていて、それらが人体にも悪影響を及ぼすために早急な対応が必要になってき
ています。


===すべてのレジ袋が有料なのか===

すべてのレジ袋が有料なのでしょうか。
実はそうでもないのです。
私たち消費者にとってはあまりよくわからないのが無料のレジ袋もあるということです。
・紙袋
・布の袋 
・持ち手のない袋
・繰り返して使用できる厚ての袋　厚さ0.050mm (50㎛マイクロメートル）以上
・海洋生分解性プラスチック配合率100％の袋　(海で分解できるため）
・バイオマス素材の配合率が25％以上の袋（燃やした時に大気中に二酸化炭素量が増えないため）


===レジ袋有料化のメリットとデメリット===

レジ袋有料化のメリット
▷　ゴミの廃棄量の減少
▷　地球温暖化の原因となるCO² (二酸化炭素) の排出量が減少
▷　レジ袋の原料となる原油の使用量の削減

実は、日本では年間約300億枚のレジ袋が消費されていると試算されていました。そうすると
おおよそ国民一人当たり年間300枚弱が使われていたことになります。
有料化にすることにより、消費と廃棄の抑制につながることでしょう。

この枚数のレジ袋を製造するには、約50～60万キロリットルの石油が消費されるため、有料化にす
ることにより石油消費量の削減が期待されています。

レジ袋有料化のデメリット
▷　ゴミ袋として必要なために、ビニール袋の購入
　　　レジ袋を使っていなくても、家庭ゴミ袋を捨てるのにわざわざプラスチック製のゴミ袋を購入
　　　している家庭も少なくないはずです。
▷　エコバックの作成時の環境負荷
　　　エコバッグの方がレジ袋より環境に優しいと思いますよね。エコバックを50回～150回使用し
　　　ないと環境の面ではあまり意味がないのです。作成、輸送時に発生する二酸化炭素の量は大き
　　　いです。
▷　マイバックの使用による万引きの増加懸念
▷　レジ袋の有無の確認での店員の聞き取り作業の負担
▷　レジ袋削減によるプラスチック製品全体の影響の少なさ
　　　全廃棄プラスチック量から見ると、レジ袋が占めるパーセンテージは少ないです。そのためレジ袋
　　　有料化により消費量を削減しても、環境での影響は限定的です。

このようなことによって、私たちひとり一人の環境に対する考え方や行動の変化があったことは良かった
ことだと思われます。


===その後レジ袋の使用量はどうなったのか===

環境省によると、スーパーマーケットにおける有料化後のレジ袋の辞退率は80%になったとされています。
また、ドラッグストアにおけるレジ袋の使用枚数は有料化前で約33億枚、有料化後ではなんと約5億枚まで
1/6まで大幅に削減されているのがわかります。

有料化前のコンビニ業界ではレジ袋の辞退率は30％に満たない状態でしたが、有料化後ではセブンイレブン
で75％、ファミリーマートで77％、ローソンでは75％とレジ袋の辞退率を発表しております。
おおよそ、4人に3人はレジ袋を辞退しているという現状にななっています。

ただ、これらの数字だけを見ればすごくプラスチック削減になったと思ってしまいがちでが、全体で見たと
きには日本ではプラスチックのゴミの量は900万トンとされていて、レジ袋の占める割合はわずか2~3%に
すぎないのです。

このように、レジ袋辞退率という意味では一定の効果があったと思われですが、一方でレジ袋を家庭のゴミ袋
として購入する人たちも増加しています。そのため、全体でみるとプラスチックごみが削減されたかというと
不透明な結果となっているのも事実です。

レジ袋の使用量が減ったからといってプラスチックごみが大幅に削減されたわけではないのです。しかし、
ひとり一人の意識の変化で地球環境問題に関心を持つことが大事なことだと考えています。





===オリジナルポリ袋・オリジナルレジ袋の印刷、作成===　

私たち紙袋市場は、これらの環境に配慮したオリジナルポリ袋・オリジナルレジ袋の作成、印刷を格安
にてお作りします。
バイオマス素材や、厚手のオリジナルポリ袋・オリジナルレジ袋などさまざまな仕様に対応しています。

店舗でのショッピングバック・キャンペーン・同人誌イベント・展示会などでのパンフレットや商品サ
ンプリングの配布などに多く使われています。製造コストも安く抑えられ、シンプルなポリ製のビニー
ル袋なのでいろいろなシーンでもお使いいただけます。

短納期も可能です。格安で作成できます。
貴方のお店や会社のロゴやイラストなどをオリジナル印刷で作成できます。
ぜひ、ポリ袋・レジ袋をオリジナルで作成してみてはいかがでしょうか。

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